看護学校卒業後の選択肢

看護学校を卒業してから就職する二大業界というと医療と介護です。どちらに携わっていくかというのが就職先探しの一番最初の選択になるでしょう。実習を通してどちらの現場も経験していることから選びやすく、給料の面から人気が高いのは医療業界です。しかし、医療業界で看護師として働くと病気を持っている人を相手にしなければならないということに不安を持つ人もいます。それがわかっていて看護学校に通っていた人でもいざ現場で長い間働き続けることになると考えると病気をうつされてしまうのではないかと考える人もいるのです。そういった気持ちを持って医療業界を諦めると、自然と介護職を選び、老人ホームなどに勤務するようになるでしょう。こういった現場では身の回りのことを自分一人ではできなくなってしまっているような高齢者を相手にすることが多くなります。その中には病気を持っている人が多いのが事実ですが、精神系の病気であったり、生活習慣病やその合併症であったりして比較的影響力に心配のない病気であるというのが典型的です。免疫力の低下によって風邪をひきやすくなっている人はいるものの、衛生環境が保たれた施設の中にいるとあまり風邪も流行しません。一度流行が始まると看護師も含めて誰もが風邪をひくという状況が生まれやすいという欠点もありますが、重篤な感染症に介護従事者がかかってしまうということはなく、安心して勤められる職場となっています。この点を踏まえて自分に合った看護師の求人を探すならば、まず医療福祉の現状について入念に調べておきましょう。

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